新たな転職活動

新たな転職活動

1.実家に戻る
2.転職活動を再開
3.なかなか面接まで辿りつかない
4.高圧的な面接
5.我慢の連続

1.実家に戻る
前の会社を退職できた私は、実家に戻り一から自分自身を見直すことにしました。
幸い、少しだけでしたが貯蓄もあり実家暮らしとなりましたので、当面の生活費の心配もなく、考える時間は増えました。
医療機器の販売会社でのパワハラ、和紙のメーカーでの杜撰な求人情報、退職に難航したこれまでの経緯。
そして、何より次に転職する企業の条件設定。
自身の今後について、この2〜3年の経験とこれから益々変わりゆく社会の情勢を加味しながら、転職先を絞ることにしました。

2.転職活動を再開
まず、私が転職活動を再開するにあたり、企業のカテゴリーを決めました。
限りなく公に近い企業、または公の機関。
そこで、医療法人、社会福祉法人、市役所などの行政機関の3種類のみを転職先の候補にしました。
最低でも税理士法人や社労士法人など将来的に私自身も資格を取ってキャリア形成ができるような企業を探すことにしました。
しかし、転職活動を再開する中、自分で決めたこの条件が足かせとなったことも事実です。

3.なかなか面接まで辿りつかない
現代のようにスマホ一つで求人情報を取得できる時代ではなく、また転職エージェントや転職先を紹介していただけるようなサービスもありませんでした。
新聞の求人欄に掲載されている情報に目を通し、定期的にハローワークに通うようになりました。
企業にもよりますが、まずは一次試験として履歴書を送り、企業の条件次第で面接に辿り着くというパターンが多く、大学を卒業後、毎年転職を繰り返している私には不利な状況であったことは否めません。
なかなか面接まで辿り着くことができず、少し焦った時期もありました。

4.高圧的な面接
しかし、1か月に2~3回程度は面接をしてくださる企業もありました。
面接まで辿り着く限りは必ず合格する、と意気込んではおりましたが毎回届く不採用通知。
転職活動がここまで難しいものなのかと改めて知ることになりました。
特に税理士法人や社労士法人の面接では、面接官が士業ということもあり、かなり高圧的な面接も受けました。
全くのど素人が舐めてますか?と言わんばかりの質問を繰り返され、その度に心が折れそうになりました。
民間企業は相変わらず募集をしておりましたが、25歳までに2度の失敗をしており、私も少なからず懲りておりましたので、条件を変えるつもりはありませんでした。

5.我慢の連続
書類選考で不採用。
面接で不採用。
手元にあった貯金も限界。
実家暮らしとはいえ、無職の私がいつまでも家にいる訳にはいかい現実。
我慢の連続でした。
それでも我慢に我慢を重ねていると、運も味方をしてくれるようになります。
公務員試験の勉強も並行して行っていたある日、大きな医療法人の募集を見つけたのです。
しかも職種は一般事務。
履歴書を送り、ハローワークからの紹介状を持って面接に行きました。
面接の感触も良く、もしかしたら合格するかも知れない。
そのような淡い期待もありましたが、いつもどおり不採用通知が届きました。
しかし、ここから一発逆転のチャンスが訪れるのです。

丸投げ上司末路

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