「自信がある」
「自信がない」
よく聞く言葉だと思う。
でも、「自信ってどこから来るのか」ってことを考えた人は一体どれだけいるんだろうか。
例えば、何かの大会で優勝したらどうか。
スポーツでも何でもいいが、優勝したその瞬間はとても誇らしい気持ちになるだろうし、満足感・達成感で一杯だろう。
だからこそ「自信がある」と言える状態ではあると思う。
ただ、満足感・達成感を味わった後は、いつもの日常に戻る。
味わい尽くした後は、「自信がある」というのも過去になってしまう。
いつもの日常に戻れば、何か問題が起こると一気に「自信がない」と感じて落ち込むこともある。
ということは、「自信がある」と感じるためには、何かを達成し続けなければならない。
これってめっちゃ疲れるでしょ。
毎日、何かを達成するために、自分を追い込み、何かに追われる感覚がいつも付きまとう。
続けていたら精神的に辛いはず。
あと、厄介なのが「比べる」こと。
「自信がある」「自信がない」というとき、大概誰かと比較している。
「アイツと比べて俺は・・・」
「あの人と比べちゃうと私って・・・」
「隣の芝生は青く見える」の典型じゃないだろうか。
他人には自分が分からない悩みがある。
他人には自分が知らない弱みがある。
いろんなところで言われていることだが、比べること自体が意味のないことなのだ。
大金持ちで美人の奥さん(イケメンの旦那)がいる人がいたとして、本当に幸せなのか。
芸能人やセレブだって、裏を見れば多くの問題を抱えていることが多い。
有名だから何かあればニュースやゴシップネタになるし、多くの人に知られてしまうことになる。
一方で、どんなに幸せそうに見えても、一般人ならニュースのネタになることもないから、本当のところはどうなのか知ることはできない。
そう考えると、他人を見ることはしないほうがいい。
自分だけに集中する。
自分がどうありたいのかをちゃんと考えていれば、「自信がある」「自信がない」なんて思わなくなるだろう。
生き方を定めていくことが重要なのだ。